馬主のエゴ(小桧山厩舎横断幕)
最近中山競馬場で横断幕を出す人の中で話題になっている、小桧山厩舎の横断幕です。(黄色の二枚)
この横断幕はとある馬主の方がその立場を悪用し開門前に先に競馬場に入り、開門と同時にファンが横断幕の掲示申請をするために並ぶ列に割り込みをして不当に有利な場所を確保しています。
ちなみに他の馬主さんで横断幕を出す方は、全て開門時に一般客と一緒に開門の列に並んで入り、一般客と同じように申請の列に並んでいます。この小桧山厩舎の横断幕を出す方々だけが特権を悪用して言ってみればズルをしているわけです。
東京競馬場では過去にこういう事態になりかけた事が何度かあり、都度ファンから競馬場側にクレームをすることで、馬主の方々は節度ある行動をされています。ですが中山競馬場では、競馬場側が毅然とした態度で対応ができず、この中山の馬主の方のやりたい放題になっているようです。競馬場側の甘い対応もかなり問題があると思いますが、ノブレス・オブリージュという言葉があるように、馬主という競馬場での特別な立場であるのならば、エゴで動くようなことは出来れば避けていただきたいものです。
そして、こういう行動によって応援すべき小桧山厩舎の評判が悪くなっている、という事実を認識していただきたいと思います。厩舎の方が依頼して出しているわけではないと思いますが、あらぬ疑いをかけられてもおかしくはない状況です。それを引き起こしているのは、馬主さん本人なのです。
ディスカッション
コメント一覧
初めから、馬主を優先するとか、馬主会専用の貼る場所を確保すれば良いのに。勝手に他人様の馬を応援させてもらってるのとは扱いが違うのは理解できるけど、なんか、こそこそやられると感じ悪いですね。
優先順位をつけてしまうと、逆に馬主さんとの関係性を使って先に横断幕を出そうとする人が続出するかと思います。今や馬主エリアに入れるのは一口馬主の方が多いですので。馬主会専用の場所を作れば馬主の中でその場所の取り合いになります。この方も自分の馬ではなく厩舎の応援なので関連性は直接あるわけではありません。小桧山厩舎の全部の馬を持っているとは思えませんし。
結局、ファンと同様にするのが一番問題を単純に解決する方法だと思います。一般エリアに関しては、馬主の特権は効果が無いことにする。今も、実際に馬をもたれている方が自分でファンと一緒のルールで横断幕を出されているのですから。敢えていうのなら、パドックの関係者エリアの部分にだけは馬主は幕を出していいとすればファンの不満も全く無いかと思いますが、張るのは難しそうですね。
なるほど、本当の(優遇されて然るべき)馬主ではなくて、一口会員なり馬主の応援団なりで何故かコネを持ってしまって、馬主紛いの特権を得てしまってる人ですね…
一口馬主は馬主席に入れませんが。
クラブの職員なら「馬主」扱いで入れるかもしれませんが、実際に出資している「一口馬主」は馬主席には入れません。
確かに一口馬主の権限では入れませんね、実際には入っていますが。
ズッコい話しですね。
もっと紳士的な事できないのかしら?厩舎の方達も悪く追われるし。
イメージダウンになりますよ本当に。
馬主であるからには、優先された特別なエリアで観戦ができ、一般客の入れない所に入れるというメリットを享受するかわりに、その地位にともなった紳士的な活動が望ましいですよね。
この件で、厩舎のイメージは確実に悪くなっています。元々小桧山先生は人格者とよく言われる方で、とても雰囲気のいい厩舎なのですが、この方の行動でそのいいイメージも台無しです。